阪神大震災から11年

阪神大震災から今日で11年。近年、地震や台風、大雪といった天災が
増えている。災害時の対応、日ごろからの心がけ、緊急時の助け合い
など、さらに対応していかなければならないと感じる。情報を共有し、
助け合える社会作りが求められている。最近は、耐震偽装もそうだが、
安全性のある社会、信頼性の高い仕組みが忘れ去られがちに感じる。
天災を風化させず、人災は二度と起こらないように徹底的に原因究明
して改善していく必要があると思う。

2005年4月25日 福知山線5418M、一両目の「真実」

2005年4月25日 福知山線5418M、一両目の「真実」


衝撃を受けるとともに、人災だとつくづく感じる。
「失敗学」、「安全意識」などなど、現代日本に足りないものを
強烈に感じさせる文章である。犠牲者の方の冥福を祈るとともに、
残った方の一刻も早い回復をお祈り申し上げる。

戌年、猫年

先日、イヌは「ネコ目」なので、「犬」年も「ネコ目」年、と書いたが、
世界の十二支を見ると、「猫」年のある国があることが判明した。
具体的には、卯が「猫」に相当するわけで、基本的には兎が多い
ものの、チベット、タイ、ベトナムベラルーシでは、猫年が存在
するようだ。


十二支が中国などにあるのは想像できるにしても、アジア各国に
存在しているとは思っても見なかった。


世界の十二支十二支の話に載っている。


世界の十二支より引用
日本の干支     鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
中国の干支     鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
台湾の干支     鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
韓国の干支     鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
チベットの干支   鼠、牛、虎、、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚
タイの干支     鼠、牛、虎、、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚
ベトナムの干支  鼠、水牛、虎、、龍、蛇、馬、山羊、猿、鶏、犬、豚
ロシアの干支   鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
モンゴルの干支  鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
            鼠、牛、、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
ベラルーシの干支 鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚
            鼠、牛、虎、、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚

パソコン革命の旗手たち

マイコンからパソコン、そして、OSが普及するまでの話の流れが
書いてある本である。以前、日本経済新聞に連載されていて、
切り抜いて読んでいたものの全部を読んでいたわけではなかった。
どういう流れで、マイコンからパソコンブームが生まれ、そして、
OS、インターネットの時代へと変化していったのかを知るために、
この本を読んだ。


マイコンが生まれ、そしてさまざまなソフトウェアが生まれていく。
Basicとなるソフトウェア、マイコン関係の出版をするASCII、
ソフトウェアの流通をしようとするソフトバンク、新しいBasicを
開発するマイクロソフト、日本語ワープロを作ろうとしていく東芝
日本語を扱えるジャストシステムインテルのチップ、パソコンの
NECIBMの参入、アップルの日本上陸、東芝の小さなPC、
そして、パナソニックのパソコン、ソニーのパソコン参入、などなど、
パソコンの黎明期から、WinTelと呼ばれる、WindowsIntel
時代まで、日本各地で起こった流れ・動きについて、書いている
本である。


これを読むと、今日の情報産業は日本が多かれ少なかれ相当の
影響を与えていたのだと実感する。そして、日本のメーカーが
どんどん良いものを作っていくなど、変化の激しいパソコン産業の
成長だったのだな、というのを感じる。


今から読むと、大体の結果を現在から知ることができるわけだ。
どういう流れから現在の状態が生まれてきたかを読み解くことが
できるわけだ。


そう考えると、たとえその時代に巨人、巨頭がいて、太刀打ちできない
ようであっても、技術革新、新商品、新サービスによって、次々と
主役が変わっていく、というのが見て取れる。大事なのは、熱意を
持って作っていくこと、うまく多くの人と組むあるいは巻き込んでいく
こと、時代の流れを見極めること、なような気がする。もちろん、
良いものが作れないといけないが、タイミングも売り方も重要である。
うまいタイミングで、良いものをうまく出せば、大逆転も可能である
ことを教えてくれている気がする。




パソコン革命の旗手たち

パソコン革命の旗手たち
関口 和一 (著)
日本経済新聞社

新年・・・犬、ネコ?

ちょっと遅いのですが、明けましておめでとうございます。
皆さま、今年もよろしくお願い申し上げます。


今年は、「戌」年、ということで、「犬」。ヒトの身近にいる動物
といえば、「犬」と「猫」。猫年がないな、と思っていたものの、
「犬」を大きく見れば「ネコ」だった。


イヌはなぜかネコ目に属している。ネコ目イヌ科イヌ。
犬は、哺乳類の分類で行けば、ネコとおなじネコ目とのこと。
オオカミなども、ネコ目イヌ科。


ちょっと調べてみたところ、Wikipedia哺乳類に、下記の記述。

1988年、文部省(当時)の『学術用語集 動物学編』において、
目以下の名称をすべてカナ書きにし、目名は「ネズミ目」「サル目」
のように、それぞれの動物群を代表する動物名(カナ書き)に変える
という改定がなされた。


つまり、文部省によって、それまで「食肉目」であった名称を
「ネコ目」に変えてしまったわけだ。ネコ目には、ネコ亜目と
アシカ亜目に分かれる。アシカ亜目には、アシカ、アザラシ
など。そして、ネコ亜目には、イヌ、クマ、ネコ、ハイエナ、など
など、肉食のいろんな動物が入っている[Wikipediaネコ目]。


こうなってくると、「イヌ」でも「ネコ目」とわからない感じに
なってきていて、食肉目の方が分類的にわかりやすいように
思ったりする。分類というのは難しいものだと感じる。


話を戻すと、今年は「犬」年。けれども、「猫」ファンの方は、
「ネコ目」年と思えば、今年はネコの年に感じられるかも
しれない。イヌについては、Wikipediaイヌをご参照あれ。